第17回 休日に子どもと県立図書館へ出かける|隔週の日曜日に続けている親子時間

隔週の日曜日に子どもと沖縄県立図書館へ出かけています。夏でも快適な館内、子ども向けと大人向けの本、借りた絵本を寝る前に親子で読む習慣を紹介します。

第17回、江戸時代の書庫で父親と子どもが一緒に本を読む水墨画風サムネイル

隔週の日曜日、子どもと一緒に沖縄県立図書館へ出かけています。

図書館は那覇バスターミナルの上にあり、わが家からは自転車で向かいます。本を借りることだけでなく、自転車に乗り、館内でそれぞれの本を眺めるところまでが、父子二人の休日の過ごし方になりました。

隔週の日曜日は子どもと図書館へ行く

休日の行き先というと、公園や買い物が多くなります。どちらも楽しい一方で、図書館には静かな場所で親子一緒に過ごせるという違ったよさがあります。

毎週必ず行くとは決めていません。予定が合う隔週の日曜日を目安にし、疲れている日や別の用事がある日は無理をしないようにしています。

行かなければならない予定にすると、親にも子どもにも負担になります。少し間を空けるくらいの頻度が、今のわが家には続けやすいと感じています。

自転車で行けるから続けやすい

図書館へは、子どもと自転車で向かいます。車の駐車場所や料金を気にせず動けるため、「今日は図書館へ行こう」と決めてから出発しやすいところも助かっています。

利用している自転車の駐輪場は2時間無料です。この2時間が、館内で過ごす時間の目安にもなっています。長居を前提にせず、子どもの本と自分の本を見て、少し座って読むにはちょうどよい時間です。

道中で見つけたものを話したり、帰りに借りた本の話をしたりするので、自転車での移動そのものも親子の外出時間になっています。

夏でも快適に過ごせる

沖縄の夏は暑く、屋外で長い時間遊ぶのが難しい日があります。公園では日差しや水分補給を常に気にしなければならず、大人も子どもも疲れてしまいます。

図書館の館内はエアコンが効いていて、夏場でも快適に過ごせます。雨の日や、外へ出るには暑すぎる日の行き先があるだけでも安心です。

入館して本を読むだけなら費用がかからないことも、父子二人暮らしでは助かります。毎回お金を使う外出にしなくても、一緒に過ごす時間を作れます。

3階で子どもの本を一緒に探す

まず3階へ行き、絵本や子ども向けの本を一緒に探します。親が読ませたいと思う本と、子どもが手に取る本は、いつも一致するわけではありません。

子どもは表紙の色や好きな絵を見て、自分なりに選んでいます。こちらが内容のよさを説明しても、別の一冊を選ぶこともあります。それも含めて、子ども自身が本棚から選ぶ時間を大切にしています。

選んだからといって、最後まで読むことは強制しません。本棚を見ただけで終わる日や、途中で興味が別の本へ移る日があってもよいと思っています。本を読むことを嫌な時間にしないことのほうが大切です。

借りた絵本を寝る前に読むこともある

図書館で借りた絵本は、自宅で寝る前に読むことがあります。寝かしつけに入る前なので、ページ数が少なく、短い時間で読める本を選ぶことが多くなりました。

一度読み終えても、子どもから「もう一回」と言われ、同じ絵本を繰り返し読むことがあります。何度も聞くうちに話の内容を覚え、自分でページをめくりながら読むような姿を見せることもあります。

すべての文字を読めているわけではありません。それでも、絵や覚えている言葉を頼りに、自分なりに物語を話しています。自分が読んでいた本を、今度は子どもが一人で読んでいる姿を見るとうれしくなります。

図書館で本を選ぶ時間が、その日の外出だけで終わらず、自宅での寝かしつけにもつながっています。ただし、毎晩必ず読むとは決めていません。疲れた日や帰宅が遅くなった日は無理をしません。

たくさんの本を読ませることよりも、子どもが「この本を読みたい」と思える時間を大切にしています。

4階では自分の本も探せる

子どもの本を見たあとは、4階で自分の本も探します。小説やビジネス書の棚を見ながら、気になった本を手に取ります。

子どもと一緒なので、一冊へ長い時間集中するのは難しいものです。それでも、目次や数ページを見るだけで、自分にとっては少しの読書時間になります。

子どものためだけに出かけるのではなく、父親の自分にも小さな楽しみがあることが、図書館通いの続けやすさにつながっています。

※駐輪料金や開館時間、各階の構成などは変わる可能性があります。訪問前に沖縄県立図書館などの公式サイトで最新情報をご確認ください。

本を読むスペースも充実している

館内には、選んだ本を座って読めるスペースも充実しています。自宅では、おもちゃやテレビ、途中の家事など、気が散るものが少なくありません。

図書館では周りの人も本を読んでいるため、自然と静かに過ごしやすくなります。親子で並んで座り、それぞれ気になったページを開けます。

もちろん、子どもが途中で飽きる日もあります。長い時間座らせることを目的にはせず、その日の集中力に合わせて切り上げます。少ししか読めなくても、それで十分です。

親子で別々の本を楽しめる

子どもは絵本を探し、自分は小説やビジネス書を探します。興味の向く先は違っても、同じ場所で一緒に過ごせます。

親だけが我慢する外出にも、子どもだけが親の予定へ付き合う外出にもしたくありません。お互いに見たい本があり、短い時間でもそれぞれ楽しめるところが、図書館のよいところだと思っています。

隔週の日曜日の小さな習慣

自転車で図書館へ向かい、3階で子どもの本を選び、4階で自分の本も見る。そして座って少し読み、借りた短い絵本は寝る前にも開きます。

繰り返し読んで覚えた絵本を、子どもが自分でページをめくりながら話すこともあります。図書館で過ごした時間が、家での親子時間へ続いていくように感じます。

特別なイベントではありません。それでも、父子二人で穏やかに過ごせる休日の習慣になっています。

毎週と決めず、隔週を目安にしているからこそ、無理なく続けられています。これからも、行ける日に自転車で出かけ、親子でそれぞれの一冊を探したいと思っています。

Comments

この道中について意見を聞かせてください

同じような状況を経験した方の意見や工夫を募集しています。
お子さま、ご家族、勤務先などを特定できる情報は書き込まないでください。
コメントは内容を確認後に公開します。

コメント利用ルール

  • 実名、住所、学校名、病院名を書かない
  • 家族や第三者への誹謗中傷を書かない
  • 医療・法律上の判断を断定しない
  • 連絡先やSNSアカウントを書かない
  • 内容によっては公開しない場合がある
コメント利用規約

Series

シリーズの流れ

第1~5回:生活を回す工夫第6~11回:働き方と子育ての限界第12回以降:家族の形と子どもの気持ち

Related