第17回 休日に子どもと県内の図書館へ出かける

親子で本を選ぶ時間

休日に子どもと県内の図書館へ出かけ、本棚の前でそれぞれの一冊を選び、寝る前にも絵本を開く親子の記録です。

第17回、江戸時代の書庫で父親と子どもが一緒に本を読む水墨画風サムネイル

図書館の本棚の前で、私がよさそうだと思った絵本を見せても、子どもは別の一冊を手に取る。

表紙の色や絵を見て、自分で選んでいる。私の説明を聞いたあとでも、別の一冊を選ぶことがある。

その姿を見ると、本を読ませるために来たというより、親子でそれぞれの一冊を探しに来たのだと思う。

自転車で図書館へ向かう

休日には、子どもと県内の図書館へ出かけることがある。図書館までは自転車で向かう。

車の駐車場所や料金を気にしなくてよいため、「今日は行こう」と決めてから出発しやすい。道中で見つけたものを話し、帰りには借りた本の話をする。

沖縄の夏は暑く、屋外で長く遊ぶのが難しい日がある。館内で涼みながら本を見られ、入館して読むだけなら費用がかからないことも、父子二人の休日には助かっている。

毎週の予定にはしていない。疲れている日や別の用事がある日は行かず、長居することも前提にしていない。

※開館時間や館内の構成などは変わる可能性があります。訪問前に利用する図書館の公式サイトで最新情報をご確認ください。

子どもが選ぶ時間を待つ

館内へ入ると、まず絵本や子ども向けの本を見る。

私が読ませたい本と、子どもが手に取る本は一致しないことが多い。途中で別の棚へ移り、本を選ばずに終わる日もある。

それでも、最後まで読める本を選ばせようとはしていない。子どもが自分で本棚を見て、気になる一冊を探す時間を待つ。

座って読める場所では、親子で並んで、それぞれ気になったページを開く。子どもが途中で飽きたら、その日はそこで切り上げる。

少ししか読めなくても構わない。図書館を、静かに長く座らなければならない場所にはしたくないと思っている。

私も読みたい本を見る

子どもの本を見たあとは、私も小説やビジネス書の棚へ行く。

子どもと一緒なので、一冊に長く集中することは難しい。それでも、目次や数ページを見るだけで、私にとっては少しの読書時間になる。

子どものためだけの外出にせず、私にも見たい本があることが、図書館へ行きやすい理由になっている。興味の向く先は違っても、同じ場所で一緒に過ごせる。

借りた絵本を、寝る前にもう一度開く

借りた絵本は、自宅で寝る前に読むことがある。短い時間で読める本を選ぶことが多い。

一度読み終えても、子どもから「もう一回」と言われ、同じ本を繰り返す夜がある。何度も聞くうちに話を覚え、自分でページをめくりながら、絵や覚えている言葉を頼りに物語を話すこともある。

私が読んでいた本を、今度は子どもが一人で開いている。その様子を見るのがうれしい。

ただ、寝る前に必ず読むとは決めていない。疲れた日や帰宅が遅くなった日は、読まずに眠る。

行ける日に、それぞれの一冊を探す

自転車で向かい、子どもの本を選び、私の本も見る。少し座って読み、借りた絵本を家でもう一度開く。

特別なイベントではないが、図書館で過ごした時間が、その夜の親子の時間まで続くことがある。

日程を決めていないからこそ、今の私たちには続けやすい。次の休日に行くかは決めず、また行ける日に、子どもがどの本を選ぶのかを隣で見ていたいと思っている。

Comments

この道中について意見を聞かせてください

同じような状況を経験した方の意見や工夫を募集しています。
お子さま、ご家族、勤務先などを特定できる情報は書き込まないでください。
コメントは内容を確認後に公開します。

コメント利用ルール

  • 実名、住所、学校名、病院名を書かない
  • 家族や第三者への誹謗中傷を書かない
  • 医療・法律上の判断を断定しない
  • 連絡先やSNSアカウントを書かない
  • 内容によっては公開しない場合がある
コメント利用規約

Series

シリーズの流れ

第1~5回:生活を回す工夫第6~11回:働き方と子育ての限界第12~18回:家族の形と子どもの気持ち第19回以降:休職と生活の見直し

Related