第4回 家事を減らすために、引っ越しで家具・家電を見直した
乾燥機、食洗機、お掃除ロボットを使い、帰宅後の家事時間を減らすために引っ越しで見直したことです。

休職前、子どもを迎えて家へ戻った時点で、私に残っている体力は少なかった。
夕食を用意し、子どもとお風呂へ入り、翌日の準備をする。そのあとに洗濯物を干し、食器を洗い、掃除までしようとすると、休む時間はほとんど残らなかった。
当時はフルタイムで働き、残業や休日出勤もあった。疲れた私が、毎晩さらに頑張る前提では続かなかった。
引っ越しを機に、私は家事を上手にこなすことではなく、頑張らなくてよい家事を増やすことにした。
帰宅後に残る作業を、一つずつ手放した
最初に減らしたかったのは、洗濯物を干す作業だった。
乾燥機に向かない服は別にしたが、タオル、下着、子どもの普段着などは乾燥まで家電に任せた。乾いた衣類もすべて丁寧には畳まず、種類ごとに分けて翌日に取り出せる形で収納した。
整って見えることより、疲れた夜に洗濯を終えられることを優先した。
子どもの服が少ないと、一日洗濯できないだけで翌日の着替えに困った。そこで西松屋で普段着を多めにそろえ、タオル、パンツ、靴下も数日分持つようにした。
物が増えれば収納は難しくなる。それでも、ぎりぎりの枚数を毎日洗い続けなくてよい余裕が、当時の私には必要だった。
食器を洗う時間を、翌日の準備に変えた
食器は、食洗機で洗えるものを中心にそろえた。
少量なら手で洗うほうが早く感じることもあった。それでも食洗機へ入れれば、その間に子どもの着替えを手伝い、翌日の準備を進められた。
私が欲しかったのは、食器が早く洗い終わることではなく、私の手が空くことだった。保存容器や調理器具を買い替えるときにも、食洗機に対応しているかを確かめるようになった。
掃除を任せるため、床の置き方を変えた
お掃除ロボットは、床に服やおもちゃ、バッグ、電源コードがあると止まった。家電を買うだけでは、掃除を手放せなかった。
引っ越しを機にバッグと服の置き場所を決め、子どものおもちゃは戻しやすい収納にした。部屋をきれいに見せるためではなく、お掃除ロボットが動けるように床を空けた。
掃除機をかける作業が減り、床に物を置かない習慣も残った。
家事はなくならなくても、夜の形は変わった
乾燥機、食洗機、お掃除ロボットには、購入費だけでなく設置場所、電気代や水道代、フィルター清掃などが必要だった。すべての家庭に同じ家電が合うわけでもない。
私は家事に使っていた時間と費用を比べ、負担が大きかった作業から任せた。家電を使っても、家事がゼロになるわけではなかった。
それでも、疲れた夜に一から洗濯物を干し、食器を洗い、掃除機をかける生活からは離れられた。
当時の私は、家事をきちんと終えることより、子どもと過ごす時間と私が休む時間を残そうとしていた。あれは家事をしない選択ではなく、父と子の暮らしを翌日へつなぐための選択だったのだと、今は感じている。
Series
シリーズの流れ
Related
近いテーマの記事

Alexaが、家の入口になった
2019年からAmazon Echoを使い、現在は5台。時間のお知らせ、子どもの質問、タイマー、買い物リスト、家電操作など、父子の暮らしに定着したAlexaの使い方と、声だけに頼らない工夫を書きました。

照明を、声で消せるようにした
SwitchBotシーリングライトを賃貸で4台愛用。Alexaでの音声操作、自分で取り付けた経験、引っ越し先での継続使用を紹介します。元の照明の保管場所や故障・交換対応など、気になった点も書きました。
Comments
この道中について意見を聞かせてください
同じような状況を経験した方の意見や工夫を募集しています。
お子さま、ご家族、勤務先などを特定できる情報は書き込まないでください。
コメントは内容を確認後に公開します。
コメント利用ルール
- 実名、住所、学校名、病院名を書かない
- 家族や第三者への誹謗中傷を書かない
- 医療・法律上の判断を断定しない
- 連絡先やSNSアカウントを書かない
- 内容によっては公開しない場合がある
コメント利用規約