傷病手当金を待つ間、生活資金が足りなくなった

休職後、傷病手当金が入るまでの空白期間が想像以上に長く、生活資金が足りなくなりました。特定口座の投資商品を売却して現金化し、NISA積立も月1,000円へ変更。実際に経験して分かった「すぐ使えるお金」の大切さを振り返ります。

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休職に入るとき、

「傷病手当金があるから、収入が完全になくなるわけではない」

と思っていました。

もちろん、給与と同じ金額ではありません。

それでも、ある程度の収入が入るなら何とかなるだろう。

そう考えていました。

でも、実際に休職してみて一番困ったのは、

いくらもらえるかではなく、いつ入ってくるのか

でした。

そして今回、生活資金として使える現金が足りなくなりました。

そのため、特定口座で保有していた投資商品を売却し、生活費として使えるように現金化しました。

NISAの積立額も、月1,000円まで下げました。

将来のお金を増やすことより、まず今の生活を守る。

今は、そういう時期なのだと思っています。

8月は、有給と夏休みですべて休んだ

休職を決めたのは8月でした。

自分には有給休暇が残っていて、夏休みもありました。

そのため8月は、有給と夏休みを使って休む形にしました。

8月分については給与も入りました。

当時は、

「まず8月は給与があるから大丈夫」

という安心感がありました。

実際、給与が入ったことは助かりました。

ただ、今振り返ると少し見方が変わっています。

有給を使ったことで、生活費の問題そのものが解決したわけではありませんでした。

自分の場合は、

給与がなくなる時期を1か月後ろへ動かした

という感覚に近かったです。

9月から正式な休職扱いになり、そこから会社からの給与がなくなりました。

そこで、本当の意味での収入の空白が始まりました。

傷病手当金のラグが、思ったより大きかった

以前の記事でも書きましたが、自分の場合、9月分の傷病手当金が入るのは11月頃になる見込みだと説明を受けました。

最初に聞いたときは、

「そんなに後になるの?」

と思いました。

休んだ期間が確定して、

会社側の記載が必要で、

医師にも書いてもらい、

そこから申請する。

実際にお金が手元に来るまでには、思っていた以上に時間がかかります。

傷病手当金があるということは知っていました。

でも、

傷病手当金が入るまでをどう生活するか

までは、あまり考えられていませんでした。

生活費は待ってくれない

給与が止まっても、生活はそのまま続きます。

家賃。

食費。

水道光熱費。

通信費。

子どもとの生活に必要なお金。

休職したからといって、支払いまで止まるわけではありません。

最初は手元の現金から生活費を出していました。

でも、当然ながら使えば減っていきます。

傷病手当金が後から入る予定でも、

今月使えるお金がなければ、今月の生活は回りません。

そして今回、手元の生活資金だけでは足りなくなりました。

特定口座の投資商品を売却した

そこで、特定口座で保有していた投資商品を売却しました。

できれば、そのまま残しておきたかった資産です。

過去に少しずつ積み立ててきたものでした。

売却することには、やっぱり少し抵抗がありました。

将来のために残しておきたい。

できれば投資は崩したくない。

そういう気持ちはありました。

でも、今必要なのは将来のお金より、目の前の生活費です。

投資を守るために、毎日の生活が苦しくなるのは違う。

そう考えて、現金化することにしました。

資産があることと、生活できることは同じではなかった

今回、一番実感したのはここです。

資産があることと、今すぐ使える生活資金があることは同じではない。

証券口座に資産がある。

NISAで積み立てている。

それを見ると、

「自分にはお金がある」

という感覚になります。

でも、生活費として必要なのは、今使える現金です。

投資資産をそのまま持っていても、銀行口座のお金がなくなれば生活は回りません。

だから今回、特定口座の投資商品を売却しました。

ここで初めて、

投資とは別に、何かあったときにすぐ使える現金を持っておく意味

を強く感じました。

NISAの積立額も1,000円に下げた

もう一つ変更したのが、NISAの積立額です。

現在は、

月1,000円

まで下げています。

完全に止めることも考えました。

でも、自分としては積立の習慣だけは残しておきたいという気持ちもありました。

なので今は、最低限の1,000円です。

今の自分にとっては、

資産を増やすことより、

生活を安定させることの方が優先順位が高い。

そう考えています。

余裕が戻ってきたら、また積立額を見直せばいい。

今は無理して投資する時期ではありません。

毎月ギリギリで生活している人は、どうやって休むんだろう

今回、自分が生活資金に困って、ふと思ったことがあります。

自分には、過去に積み立てた投資資産がありました。

今回、それを売却して生活費に回すことができました。

では、

貯金もほとんどない。

売却できる資産もない。

毎月の給与で、その月の生活費を払っている。

そんな状態だったら、どうするんだろう。

傷病手当金という制度があっても、実際に入金されるまでの生活費は必要です。

制度としては休める。

でも、

生活費の余裕がなければ、現実には簡単に休めない人もいるのではないか。

今回、自分が実際に困って、初めてそこまで考えるようになりました。

会社の制度も違います。

家族構成も違います。

貯金額も違います。

だから一概には言えません。

それでも、

「休んだ方がいい」

という話と、

「休んでも生活できる」

という話は別なのだと思います。

「有給があるから大丈夫」だけでは足りなかった

8月は、有給と夏休みで対応しました。

これは間違いだったとは思っていません。

8月の給与を確保できたことは、かなり助かりました。

ただ、もし休職前の自分に一つ伝えるなら、

有給が何日あるかだけではなく、その後のお金の流れまで確認した方がいい

と言います。

最後の給与はいつ入るのか。

傷病手当金はいつから申請できるのか。

初回入金はいつ頃になりそうなのか。

その間、手元の現金だけで何か月生活できるのか。

そこまで考えて初めて、

「休職した後の生活」

が見えるのだと思います。

お金の備えは、何か起きてからでは作りにくい

今回、

「もう少し現金を残しておけばよかった」

と思いました。

でも、収入が止まってから生活防衛資金を作ろうとしても難しいです。

何も起きていないときは、

「こんなに現金を置いておかなくてもいいかな」

と思うことがあります。

投資に回した方がいい気もします。

自分もそう考えていました。

でも、

仕事を休む。

給与が止まる。

傷病手当金を待つ。

生活費だけは毎月出ていく。

この状態になって、

すぐ使えるお金そのものが安心につながる

ということを実感しました。

今は、増やすより生活を守る

特定口座の投資商品を売却しました。

NISAの積立も1,000円まで下げました。

数字だけを見ると、資産形成が後退したようにも見えます。

でも今は、そうは考えていません。

今は、

増やす時期ではなく、生活を守る時期。

子どもとの生活を続ける。

家賃を払う。

食事をする。

体調を戻す。

まずはそこです。

また働けるようになって、生活に余裕が戻ったら、そのとき改めて考えればいい。

休職して、お金についての考え方も少し変わりました。

傷病手当金があることは助かります。

でも、それだけで安心できるわけではありませんでした。

給付が届くまでの時間をどう乗り切るのか。

今回、自分は過去に積み立てていた資産に助けられました。

だからこそ、

何も起きていないときに備えておく意味

を、今になって実感しています。

生活も、仕事も、お金も。

まだ立て直している途中です。

まだ、道の途中です。

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シリーズの流れ

第1~5回:生活を回す工夫第6~11回:働き方と子育ての限界第12~18回:家族の形と子どもの気持ち第19回以降:休職と生活の見直し

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